
ウソです。120年も前からありますよこれ。パリ自体に用事はなかったのですが、乗り継ぎで通るので、途中降機できる航空券を選んで自立鉄塔の大先輩にあいさつをしてきました。エッフェル塔自体について書いてあるWebサイトはいくらでもあると思うのであえて私が細かく説明するまでもないですが、やはりその頂点から眺めるパリの街並みは一見の価値があるものだと思いました。

この、花火のようにパンと開いた放射状の道がまた別の広場に収束していくことの繰り返しでできている街の構造からは、19世紀とかの街づくりに対する気合いの入れ具合が半端なものではなかったことが伝わってきます。塔自体よりもこの街並みに感銘を受けました(もちろん否定的な評価もあるようですが)。
というか、技術的・機能的な話を無しにして、純粋に見た目だけについて言えば、エッフェル塔を目の前にした正直な感想は「なんか、造形としては思っていたより美しいもんじゃないな」というものでした。いや、土台から第1展望台まで

のあたりの重厚さ・優美さはさすがと思うのですが、たぶんそこから上があんまりグッと来ない感じなのだと思います。

でも、頂上ギリギリまで上がれるのはいいと思います。東京タワーにしても新タワーにしても、一番上の展望台からまだ上にだいぶありますからねえ。
さて、明日からまた現場の撮影を再開したいと思います。丸1週間も現場を見ないのは初めての経験なので、あまりの変わりように卒倒しそうですが……。