2010年03月27日

2010年03月21日

タワーだョ! Europaturm

またまた更新が休みになっておりすみません。という一言がもう挨拶のようになっております。数日間出張でドイツに行っていたのですが、帰りの飛行機に乗る前に2時間だけ自由行動の時間をいただいて、フランクフルト市街に行ってきました。

目的は、ドイツ国内で2番目に高い建築物であるフランクフルトのテレビ塔「Europaturm」を見ることです(首位はベルリンのテレビ塔)。「Europa」はそのままヨーロッパ、「turm」は英語でいうtowerなので、日本語にすると「ヨーロッパ塔」という何のひねりもないネーミングです。ちなみに読み方は「オユオパトュアム」とかそんな感じらしいのですが、たぶん10回言っても通じないと思います。

で、本来であれば遠くからの眺めと近くに寄っての2カ所から見たかったのですが、あいにく時間が限られていたため市街中心から離れることができません。第2回空撮プロジェクトにご参加いただいたたわわさんから、マインタワーというビルから見えるということを教えてもらったので、そこへ行ってみることにしました。

マインタワーは金融街の真ん中に建っている200m級のビルですが、フランクフルトはドイツ屈指の国際都市とはいえ東京にくらべればこぢんまりとした街で、周囲も公園になっていたりして割とのどかな雰囲気です。日曜の夕方なのでそもそも人っ気がないというのもありますが。

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展望台の入場料は5ユーロでした。マインタワーはアンテナまで含めた高さが240m、屋上高さが200mなので、ビックリするほどの超高層というわけではありません。でも展望台では屋外に出て開放感が味わえるので、これで5ユーロならなかなかいいじゃないかと思いました。六本木ヒルズ森タワーのスカイデッキが238mなので、高さのクラスとしてはだいたい似たようなものと考えていただければと思います(ただ、六本木ヒルズは1800円かかりますが)。

で、マインタワーから眺めるオユオパトュアムはこんな感じでした。

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円盤のようになっている部分にはかつてレストランやクラブが入っていたそうなのですが、1999年に閉鎖されて現在は上れないそうです。といっても実際に確かめたわけではないので、本当は近くまで行ってみたかったです。

Europaturmは1979年竣工ですが、東京タワーと同じく地デジ対応のためにアンテナを付け替えており、当初は331mだった全高が2004年の工事で337.5mに伸びたそうです。しかもアンテナの吊り上げにはヘリコプターを使ったということで、マニア的にはぜひその工事を見てみたかったところです。

マインタワーの展望台からはフランクフルトの金融街を見渡すことができて、景観的にも満足のゆくものでした。

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曇りの夕方なので空模様が残念ですが、ヨーロッパは年がら年中こんな天気のような気もします。周囲の高層ビルも美しかったので、定点観測仲間でビルマニアのなかやんさんが見たら何と言うだろうかなどと考えるとまた興味深い街でした。もし再び来ることがあれば、街が動いている平日にじっくりビルや町並みを眺めたいと思います。
posted by hidaka at 15:59 | TrackBack(0) | タワーだョ! 全員集合

2010年03月11日

日本テレビ「おもいッきりPON!」で紹介されました

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今朝、日本テレビの情報番組「おもいッきりDON! 第一部『おもいッきりPON!』」のオープニングで、十間橋からの“逆さツリー”の画像を放映いただきました。小冊子制作の際(2009年11月末)にあわてて撮影した古いデータしかなく、また川面も風で乱れており、あまり良い作例ではありません。ずっと上手に撮られている方が大勢いらっしゃるはずなので恐縮です。ご紹介ありがとうございました。
posted by hidaka at 10:44 | TrackBack(0) | 報道履歴

2010年03月10日

4km離れても近い

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昨夜9時ごろ外に出たら雪が降っていましたが、日付が変わるころにはみぞれに変わり、ほとんど積もることはありませんでした。

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今日は日暮里で最強現場ウォッチャーである東京スカイツリーts建設風景の押上さんとお会いしたのですが、「駅から谷中墓地へ行く道がベストポイントですよ」と教えていただいたので帰りに行ってみると

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いやーこれはすごい。日暮里駅は斜めの線路をはさんで北東側と南西側でずいぶん高低差がありますが、高い南西側から新タワーの方向を見るとちょうど建物がなく、第10節(約120m)より上がきれいに見えます。広角25mmで撮影した上の画像では小さく感じられますが、実際に見るともっと目立っている印象でした。

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日暮里駅から新タワーまでの距離は4kmあまりですが、完成後はこれくらいの距離から見たほうが風景としては違和感なく収まって美しいような気もします。
posted by hidaka at 17:42 | TrackBack(0) | 新東京タワー建設現場全景

2010年03月07日

建設現場通り抜け見学会

またまたBlogの更新がすっかりサボり期に入ってしまってすみません。ただ、このBlogを始めてから2年近くになりますが、以前からご覧いただいている方にとっては、私が時々くたびれモードになって突然1〜2カ月くらい更新を休んでしまうのにはもう慣れっこだと思います。なんでもそうですが、あまり力んで完璧を目指すと、ひとたび挫折したときにそれっきりとなってしまうことがあるものです。やる気のなさがやる気の秘訣です。

さて、久々に復帰したのは、現場で一大イベントが開催されたからです。な、なんと建設現場の敷地内に大勢の人が入っています。

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今日は「東京スカイツリー建設現場通り抜け見学会」の日です。寒い中雨が降るあいにくの天候ながら、現場入り口近くの京成橋には朝9時の開場を前に大勢の人が詰めかけ、20分ほど時間を繰り上げてのオープンとなりました。

見学会入場券の配布先は現場周辺の町会が中心なので、来場者の中には自宅の窓から新タワーが見えるという人も多いとは思いますが、ほとんどの人にとって現場の敷地内に入るのは初めての機会になります(2008年11月2日に町会長の方々を対象にした説明会はあったので、一般の人が入るのがまったく初めてというわけではないです)。

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最近気になっているのは、塔体の鉄骨が地面に接している場所の周辺が、完成後にどのような処理をされるかという点です。いまは地上近くの部分が露出しており、巨大な鋼管が地中に突き刺さっている姿がかなりグッと来るわけですが、完成後にこのあたりが建物内に隠れてしまわないか心配です。

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入場券は町会ごとにごく限られた枚数しか提供されておらず、全体でも配布数は約2000枚ということで、残念ながら私は入手できずいつも通り外側からの見学でした。普段よく撮影をしているゲート付近で写真を撮ろうとしたら「券のない方はここも立ち入り禁止です!」と追い出されてしまうなど、警備はなかなか厳重でした。入口付近では、人だかりを見て開放日と勘違いしてやってきた人が引き返す姿が見られ、冗談ではありますが「ダフ屋も出るんじゃないか」といった声も聞かれるほどで、かなりのプレミアムチケットだったようです。

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posted by hidaka at 23:59 | TrackBack(0) | 新東京タワー建設現場詳細

2010年03月03日