まずこちら、明日の着工式の会場です。Blogを書いている一近隣住民として取材を申し込んだのですが、粛々と行う神事ということで残念ながら参加することはできませんでした。また何か別の機会に、取材をさせていただけないかお願いしたいと思っています。

中央部では、三角形の2辺のような形で溝が掘られていましたが、10〜11日ごろにコンクリートが流し込まれたようです。この溝の場所で、壁型の基礎(壁杭)が地中に構築されるのかと思っていましたが、早々にコンクリートが打たれてしまったので、直接この場所が壁杭になるわけでもなさそうです。しかし、タワーの足元の場所を想像するには十分な形で、引き続き特に注目していきたいポイントです。

今週のもうひとつのトピックとしては、地面に向かうアタッチメントに特徴のあるこの建設機械が立ち上がったことです。おそらくドリルのようにして地面をまっすぐ下に掘っていく機械だと思うのですが、どういった挙動を示すのかはまだよくわかりません。

また、いつもの全景画像からは死角になっている場所(全景画像の右下)では、鉄筋が細長いカゴ状に組み立てられています。おそらく、タワーの基礎となる杭の鉄筋だと思われます。基礎は最深部で地下50mくらいまで達するということですが、クギを打つようにハンマーでたたいて入れていくのではなく、穴を掘ってその中にコンクリートを流し込むことで、長いコンクリート柱の基礎を形成します。そのコンクリートの中にこの鉄筋が入るわけです。……と、分かったような顔をして書いていますが、いろいろ調べてみた上での素人の想像ですので間違っていたらすみません。

そのほか、「ご近隣の皆様へ」の看板を見ると、来週も作業の内容は今週と同じですが、7月15日(火)・17日(木)・18日(金)・19日(土)の4日間、夜10時から12時の間に「夜間搬入作業」が行われる予定となっています。可能であれば日程のどこかでこの模様も見てみたいと思います。
