詳報というほどでもないのですが、本日はいつもの撮影場所まで行っている時間がなかったので、代わりに現場北側に掘られた溝の中を、出かけた途中に業平橋駅ホームの端からながめてきました。
掘られた溝の中に柱が見えたと思ったら、あっという間にこうして鉄骨が組み上がってしまったわけですが、いったいこれは何なのでしょうか。
そんなときは、週間工程表(東武鉄道本社前と、押上駅A3出口の西50mほどの場所にあります)を見に行ってみましょう。
これまで数週間「連続地中壁杭・山留め・掘削工事」だけで変化がなかったのでチェックするのをすっかり忘れていたのですが、そこに「低層棟躯体工事」が加わっています。「躯体」というのは建物の骨組みのことですので、まさにこの鉄骨はタワーの地下部分の構造そのものの一部ということになります。
ただ、今回できあがってきている部分はタワー本体ではなく、周辺の建物の部分だと思われます。タワー本体は三角形ですが、その北側の頂点は、これら鉄骨がまだ組まれていないスペース(下の画像の中央付近)に位置すると考えられます。
それにしても、鉄骨の頭などの間にロープのようなものが渡されているのは、どういう意図なのか想像できません。
現場の北側端に沿って掘られた溝でしたが、次第に南(画面奥)のほうへも掘り進められており、このような鉄骨が組まれていく面積も広がっていくものと考えられます。
2008年12月04日
躯体工事開始の詳報
posted by hidaka at 15:01
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