「低層棟の東側で、防護板がスタンバイしていました。きっと今夜取り付け作業ですね!」
えーっと思って「東京スカイツリーts建設風景」さんを見ると、確かにそのように書かれています。昼間に撮影した画像を見直してみたら
確かにタワー塔体の近くに、組み立てられた防護構台のモジュールがありました。こんな大きなものを見落としていたとは情けない限りです。
で、これは夜になったら見に行けということですか! ……いやいや、「絶対行くな」と言われても、行くに決まっているじゃないですか!
というわけで日付が20日に変わって午前1時ごろ、東武伊勢崎線の線路のすぐ北側の道路へやってきました。おおむね、昼間と変わらない状態で防護構台が吊されたまま待機しているようです。
しかし1時20分ごろになって、ついに緑色のIHIクレーンが反時計回りに旋回を開始しました。
ここから先は文章で細かくご紹介しているとキリがないので、勢いよくどんどん画像を見ていきましょう。そのままクレーンは旋回を続け、防護構台は終電後の線路の上空まで運ばれました。
そして、低層棟躯体への取り付け位置付近まで下ろされます。
よく見てみると、下で待ちかまえていた作業員の方が手で防護構台を持っていますよ。
何分かかけて位置合わせが行われます。
位置が決まれば、あとは人手でボルトを締めるなどして、低層棟と防護構台がつながります。この時点で1時45分くらいですが、防護構台の固定は当然確実に行われなければならないので、30分以上かけてしっかりと作業が行われていました。
固定作業も無事に行われ、防護構台の取り付けが完了しました。しかし……何か忘れていませんか。
そうです、防護構台はクレーンに吊されてここまで移動してきたので、クレーンのフックから外さなければなりません。ひょっとするとヒモを引っ張ると取れるような仕組みになっているのかもと思いましたが、やはりそんなはずはなく、
フックのかかっているところまで人が行って手作業で外したのでした。画像ではわかりにくいかもしれませんが、けっこうな高さがあり、傾斜もきつい場所なのですが。作業員の方はスルスルと上ってしまいました。安全帯があるとはいえ、普通の人なら余裕で腰が抜けるくらいの高さだと思います。
これで防護構台がクレーンから外れ、ようやく本当に固定が完了しました。
2時間近く現場を見続けていてさすがに少し疲れてきたので、自宅に帰ることにします。
というところでようやく気付いたのですが、西(画面右)のほうの防護板が増えているような……。
現場に到着して最初に撮影した下の画像と比べてみると、やっぱり増えていました。新規に設置される防護構台にすっかり気を取られていて完全に見落としていたのですが、既設の構台への防護板の取り付けも同時に行われていたのでした。
この作業でも防護板が別のクレーンで高く吊されていました。タイミングが合わず撮影できなかったのですが、地上から見えない反対側では、この防護板の上端付近にまで作業員の方が上って取り付け作業を行っていました。
いやーここまでのダイナミックな工事が見られるとは思いませんでした。お知らせいただきありがとうございました!