
これまで現場には水槽として使われていたと思われるオレンジ色のコンテナがいくつかありましたが、見える範囲にあるものはすべてなくなりました。私が勝手に「秘密工場」と呼んでいた緑色の建物の東(画面左)側に最後のひとつがあったのですが、今朝見たらなくなっていました。

さて、鉄骨の上に渡されているロープの意味について
先日教えていただいた方から2回目のお便りをいただきました。本当にありがとうございます。それによると「普通の場所打杭かと思ってましたが、今こうしてみてみると、構真柱工法というやつだったようですね」とのことなのですが……場所打杭? 構真柱???
さっそく調べてみました。まず「場所打杭」ですが、これは基礎に使われる杭の作り方のことで、既製の杭を持ってきてガンガン打ち込むのではなく、現場で掘った穴の中にコンクリートを流し固めて杭とするので「場所打ち」と呼ばれるわけです。「打つ」と言うとトンカチで上からたたき込むようなイメージがありますが、コンクリートを流し込むことを「打設」、転じて「打つ」と言うので、場所打ちの場合はガンガン大きな音はしません。
そして構真柱工法ですが、「構真柱」というのはまさにいま現場の溝の中から上に生えている鉄骨のことでして、これを先ほどのコンクリート杭の場所打ちと同時に立ててしまう工法を今回の現場では採用しているのです。こうすると何が良いのか。それは、既に地上部の躯体を支える鉄骨が上のほうまで立っているので、いま行われている地下の躯体工事が完了する前に、上部の躯体工事をスタートさせることができるということです。地下のビル工事というと、一番下の階までまず穴を掘ってそこから順番に上へ組み上げていくのが正道のような気もしますが、今回の工法を採ることによって、地下の工事を進めながら上にもビルを伸ばせるので、工期の短縮が可能になるというわけです
……と分かったかのように書いていますが、今調べて知ったような気になったばかりですので、あまり信用しないでください。
posted by hidaka at 11:44
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新東京タワー建設現場全景