2008年04月09日

見事なショベルさばき

4月5日の「現場に動きです(詳報)」に書き忘れたのですが、コンテナの移動と並行して、現場の穴の一部に石灰のような白い粉をまく作業が行われていました。ホウレン草でも植えるのでしょうか。

それは冗談として、この作業がまた大変器用でした。白い粉が入った大きな袋を運ぶところからショベルカーが活躍します。

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袋のヒモをショベルカーのバケットに引っかけた後は、必要な場所まで袋を運んで落とす、袋をやぶいて中の粉を出す、空になった袋を捨てるといった作業がすべてアームの操作だけで行われていきます。

最初は、袋を穴まで運んだ後はショベルカーから降りてナイフ等で開封するのかと思っていたのですが、バケットの先端だけで袋をビリビリとやぶいていく様子は見事でした。

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中の粉を落としたら、空の袋を再びバケットの先ですくい上げて横のスペースに捨て、次の袋を取りにいきます。

運転席とバケットの間を何度も行ったり来たりしていては効率が悪いからこのようなやり方をとっているのだと思いますが、慣れない人がやったらなかなか袋がやぶけなくて余計に時間がかかりそうな気もします。ちょっとした作業にもプロの技が光りますね。
posted by hidaka at 00:35 | TrackBack(0) | 新東京タワー建設現場詳細

2008年04月05日

現場に動きです(詳報)

昼間の更新のときに「現場に動き」と書いた件の詳細です。

まずこちらが、仮囲い(敷地の外周にある鋼板製の塀)の内部のうち、現在作業が行われている場所になります。今日はトラックが来ていて、その荷台にオレンジ色のコンテナ(?)のひとつが乗っていました。

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しばらく見ていると、作業員の方がコンテナの中に入って作業を始めました。

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このコンテナ、今日は全部空になっているようですが、4日前の4月1日に見たときには下の画像の通り液体が入っていました。何かの試験に使用した廃液を処理するための水槽として使われていたようです。

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しばらく見ているとクレーンが動いてコンテナが持ち上がりました。先ほどの作業はクレーンのフックをコンテナにかける工程だったようです。

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コンテナについていた砂をホースの水で落として……

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コンテナがトラックの荷台の上まで持ち上がりました。え、こんな大きなものを2段重ねで運ぶんですか! 交差点を曲がったら遠心力でコンテナが荷台から振り落とされそうですが……

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と思ったら、先に荷台に載っていたコンテナの中へ、入れ子細工状に収まる構造になっていたようです。これは合理的ですね。

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これらのコンテナは今日全部搬出されてしまうのでしょうか。

作業としては少々の内容でしたが、40分ほど現場を眺めていてもまったく飽きませんでした。本当は一日中でも見ていたいくらいです。正式着工後は毎日どんな変化が見られるのか今から楽しみです。
posted by hidaka at 23:47 | TrackBack(0) | 新東京タワー建設現場詳細