それは冗談として、この作業がまた大変器用でした。白い粉が入った大きな袋を運ぶところからショベルカーが活躍します。

袋のヒモをショベルカーのバケットに引っかけた後は、必要な場所まで袋を運んで落とす、袋をやぶいて中の粉を出す、空になった袋を捨てるといった作業がすべてアームの操作だけで行われていきます。
最初は、袋を穴まで運んだ後はショベルカーから降りてナイフ等で開封するのかと思っていたのですが、バケットの先端だけで袋をビリビリとやぶいていく様子は見事でした。

中の粉を落としたら、空の袋を再びバケットの先ですくい上げて横のスペースに捨て、次の袋を取りにいきます。
運転席とバケットの間を何度も行ったり来たりしていては効率が悪いからこのようなやり方をとっているのだと思いますが、慣れない人がやったらなかなか袋がやぶけなくて余計に時間がかかりそうな気もします。ちょっとした作業にもプロの技が光りますね。